小学生のこどもでも、コロナということもあり近くの公園などに外出できないことや夏休みの宿題と抱えていることは様々。
親として夏休みの宿題は先にかたずける(自分自身が夏休み最後に慌ててやるタイプであった)ことだと思っているので、「早く」や「なぜやらないの」や「いいかげんにして」など、
このような言い方はよくないと思いつつ、こどもを叱ってしまいます。
外出できないことやコロナで様々制限が多く、大人以上にストレスを感じているのだと思います。これたが原因なのか近頃オンラインゲームの頻度があがっております。
「キレやすくなった」、「ボーっとしている」すら感じるようになりました。
このままではいけないと思い、さまざま調べてみることに。
家にいることが多いので時間のメリハリがなく、生活リズムがくるっていることだと思いました。
規則正しい生活リズムを取り戻すには、睡眠の「質」が大事で、睡眠によって「脳を育てる」ことになります。
そもそも睡眠とは、睡眠は命を守るための生理現象です。
有名ですが睡眠には、「ノンレム睡眠」、「レム睡眠」があります。
ノンレム睡眠は脳の深い部分が休んでいる状態です ⇒ 脳と体の疲労回復と成長ホルモンが大量に分泌される
レム睡眠は起きているときと同じ脳波で活発に活動している状態です ⇒ 記憶の整理と固定が行われる
この2つを4~5回繰り返す睡眠が十分といわれる睡眠になるようです。
ノンレム睡眠とレム睡眠の周期は90分とのこと。
小学生の理想の睡眠時間は約10時間が必要になるようです。
脳は約18年かけて発達し、発達には順番があります。
1番 ⇒ 運動脳 起きる寝る、食べる、運動につながる
2番 ⇒ 感情脳 言葉、手指など表現
3番 ⇒ 知識脳 セロトニンにより論理的思考向上
この順番に成長とともに育っていくため、なんといっても睡眠が大事となる。
親としてはこどもには幸せになってもらいたい願いです。
夏休みもあとわずか、今のうちからこどもへは「睡眠ー覚醒」のリズムをつくり、新学期から「五感の刺激」、「知識」、「経験」、「記憶をたくさん増やす」このような機会づくりを行い、脳を育てることを心がけようと思います。
最後に・・・
睡眠で心がける事
●セロトニンの分泌に良いのは朝5時~7時の間に太陽の光を浴び視覚からの刺激を与え1日をスタートさせる
●食事は、炭水化物、ビタミン、ミネラルと栄養バランスの取れた食事
●ダンスや散歩やそしゃくで体を動かす
●十分な睡眠と不安が少ない環境での生活を心がける
●夕食前に入浴
●夕食は就寝の2時間前
●就寝前の遊びは、ボードゲーム、絵本、ストレッチなどゆったり過ごす
●できれば電気は消すこと
よく考えてみれば、低学年ではたくさんの約束はまもれないので、一日の終わり(就寝)時間をマストにし、やるべきこと(宿題など)は20時までに終わらせることなど、ゆとりも大事かと思います。