この記事は2022年の夏休みに、小学生の息子とお金について学ぼうと考えたときの記録です。親と一緒にいると子供自身でお金を支払ったりする機会は少ないかと思います。そこで子供と接する機会が増える夏休みを利用して、お金について一緒に学ぶことにしました。
はじめのマネー本におすすめ!
そこでおすすめなのが、『図解 はじめて学ぶみんなのお金』(エディ・レイノルズ他 著 マルコ・ボナッチ イラスト 浜崎絵梨 訳 伊藤元重 監修 晶文社)になります。
イギリス発の学校では教えてくれない絵で見てわかるお金の本。金融の入門書におすすめ!
先日お金の勉強として趣旨は伝えず、現金1,000円を小学生の息子に渡しました。1週間後に渡した1,000円の状況について確認したところ、ジュースやお菓子に使ってお財布には現金数十円だけが残っておりました。
まぁ、親としてはもっとうまく使ってほしかったなと思いました。
こんなこともあり、夏休みは読書感想文の課題もあるので子供と一緒にお金について学ぶことにしました。
1,000円の体験から考えた、親子で話す順番
この体験で分かったのは、息子が1週間でジュースやお菓子にお金を使い、数十円を残したことです。使った金額の内訳や本人の満足度までは、この記録から分かりません。趣旨を伝えずに渡したので、残金の少なさだけで「使い方が悪い」と決めつけるのは違うと考えます。
次に同じように取り組むなら、先に「何のためのお金か」「何日間で使うか」「足りなくなった場合はどうするか」を親子で決めます。以下は家庭で試すためのワーク案で、この手順を実施した結果の報告ではありません。
- 渡す前:買いたい物と必要な物を分け、使ってよい合計額を決める。
- 使った日:日付・買った物・金額・残金を一行ずつ書く。レシートがあれば一緒に確認する。
- 1週間後:「買ってよかった物は?」「次は何を変えたい?」と聞き、残った金額だけで評価しない。
計算の練習例:1,000円から150円の飲み物と200円のお菓子を買うと、残りは650円です。これは説明用の架空例です。実際の息子の購入額を示すものではありません。「あとで500円の物を買いたいなら、今使えるのはいくらか」と考えると、足し算・引き算が予算の話につながります。
低学年なら買い物一回分、高学年なら数日分など、子供が記録できる範囲で始めます。保護者が本の説明を読み上げ、日常の買い物に置き換えて話すと、知らない言葉を確認しやすくなります。
本書は小学生でも理解できるか?
本書は小学校高学年から大人まで幅広い世代で学べる内容になっています。
本書は、身近なお金の使い方だけでなく、銀行、ローン、税金、保険など、社会とお金の関係も扱っています。一度に全章を覚えるより、子供が疑問を持った話題から一緒に読む使い方がよいと思います。
本の構成
第1章:お金のしくみと役割
第2章:お金の成り立ち
第3章:銀行のしくみ
第4章:稼ぐ、借りる
第5章:使う、増やす、寄付する
第6章:政府とお金
第7章:大きな問題
用語解説と索引
小学生、中学生、高校生とその親には読んでほしい一冊!
本書ではお金の成り立ちから、銀行のしくみ、借金、マネーロンダリング、投資、税金のしくみ、交渉のコツなど幅広いことが学べ大人としても勉強になる内容です。また、2022年4月1日に成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、「アパートを借りる」、「携帯電話を購入」、「クレジットカードを作る」、「ローンを組む」といった、これまでは親の同意が必要であった契約が、一人でできるようになりました。成年になると契約の責任も自分で負うため、契約前に総額や条件を確かめる習慣が大切です。本書の、”すべてはきみ次第・・・きみの人生設計にかかわってくる”は突き刺さります。世界情勢の不安、ITの進歩、日本は超高齢化社会など、私たち現役世代と子供たちは厳しい環境下で生きていかなければならないと考えたら、「無知ではいけない」、「賢い消費者」にならなければならないと思いました。
社会に出てお金の失敗など苦労した経験は子供達にはさせたくないと思うでしょう。
夏休みを利用して子供と一緒にお金の勉強はいかがでしょうか。
制度確認日:2026年10月13日。成年年齢については法務省のQ&Aを参照してください。成年となっても、ローンやカード等の契約には事業者の審査・条件があります。体験の対象時点は2022年です。
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