普段子供との会話で気持ちが伝わらなく、イライラしてしまうことありますよね?
でも、親自身が子供の気持ちを理解して、柔軟な考えに変わることが大事です。
この本は、これまで感情まかせな言い方で子供の繊細な心を傷つけてしまっていたのではと、
ハッとさせられた一冊でした。
うまくいかない子育てのヒントを探して
子供に言うことを聞いてもらえない、いつも伝わらなくどう接したらいいんかわからなくなってしまうことありますよね。
そんなうまく行かない子育てを変えるヒントを探し購入した本があります。
紹介するのは、フランスでシリーズ60万部突破の世界的ベストセラー。
6歳から11歳の子どもにスポットをあてた最新の「神経科学」×「実践心理学」による子育てのヒントが書かれた、『子どもも親もハッピーになる子育て 子どもの気持ちがわかる本』(イザベル・フィリオザ 著、アヌーク・デュボワ イラスト 土居佳代子 訳、かんき出版)です。
私には小学生の子供がおり、自分に余裕がないと、「宿題やりなさい」、「片付けしなさい」、「自分のことは自分でやって」と命令してしまうことが多々あります。
わかってはいるけど、怒ったりしてしまいます。何を言っても思うようになりません。
どんなことが書かれているか
本書は日常よくお起こるシチュエーションをイラストと文章で描かれております。
親の心構えや親がどのようなことに気をつければいいのか、どのように子供と接したらいいか書かれており、第1章から第9章と特別付録で構成されています。
第1章:この子は大きくなったらどんな子になるんだろう?
第2章:感情を受け入れる
第3章:6歳から7歳 空想の時期
第4章:7歳 理屈の時期
第5章:8歳 ルールと計画の時期
第6章:9歳 正義と完璧の時期
第7章:10歳 信頼の時期
第8章:11歳 思春期の始まり
第9章:親が側では何が起こっているのか?
特別付録:親が知っておきたい10のこと
私は子供が友達と遊ぶ時など信頼できず「してほしくないこと」を毎回伝えてしまうことがあります。
本書ではこのようなシチュエーションについても記載があります。
”親から守るように言われた注意は、友達間での社会的地位が関係して破ろうとする。(本書「第7章」より)”
子供は親にどう思われるかより友達にどう思われるかが大事になってしまうということです。
よく考えてみたら自分だって子供の時を思い出したら、友達を意識して無茶なことをしておりました。
大事なのは子供に自分自身で経験をさせてあげることであり、親は間違ったら軌道修正するサポート役。
このようによくあるシチュエーション毎に「ヒント」と「アドバイス」が書かれてます。
付録も見もの
本書は特別付録も参考になる事ばかりです。
いくつか内容を紹介すると、「食物がADHDに与える影響」、「冷静さを保つ、あるいは取り戻すテクニック」など、どれも気になる内容です。
本書で気づかされたこと
「子供は親に逆らっているのではなく呼びかけている」、「どうしたの?」は親自身の機械的な反応を阻止し状況分析の助けになる魔法の言葉である事です。
この本を読み、これまで親が一方的な思い込みで子供を支配していたのではないかとゾッとしてきました。
夏休みは子供との時間が増えるかと思います。
子供との時間が増えると怒ることも増えると思います。
怒ってしまう前に「なぜ怒るのか」考えてみてください。
子供は気づいたらあっという間に親元から独立してしまいます。
こう考えたら子供といられるのはわずかです。
この本を読んで夏休みの貴重な時間は子供と真剣に向き合いましょう。
1歳から5歳版もあります!!
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