最近「未払い税金のお知らせ」と税務署からメールは届いておりますでしょうか。9月7日に私にもメールが届きました。以前ショートメールではAmazonアカウントに関するものなど詐欺メッセージが届いておりましたが、今回はメールでしかも国税庁とも記載されているので正直慌ててしまいました。ただ、ちょうどNHKの「あさいち」という番組でフィッシング詐欺などの特集を見ていたおかげで冷静になれました。
実際届いたのメール
いかがでしょうか。ドキッとする内容ではないでしょうか。
調べてみると今年の8月頃から国税庁を装ったメールが届いているようです。
念のため最寄りの税務署にも電話にて確認したところ税務署ではメールなどで督促は行わず必ず書面で通知するのですぐメールを削除するように指示がありました。
国税庁のホームページでも注意喚起
「国税庁」、「滞納」などこれらの言葉を目にすると誰でも慌ててしまい実際に払ってしまう恐れがあります。知っていることで「詐欺ではないか」と冷静な判断ができます。
今回の体験をもとに知っておきたいことを下記にまとめます。
知っておきたいこと①
・国税庁(国税局、税務署を含む)では、ショートメッセージによる案内を送信していない
・国税の納付を求める旨や、差押えの執行を予告する旨のショートメッセージやメールも送信していない
・督促は原則書面
知っておきたいこと②
メールは下記の場合に限って送信される。
・ 国税庁ホームページ新着情報の配信サービスの登録をされている場合
・ 国税庁メールマガジン配信サービスの登録をされている場合
・ e-Tax の利用にあたり、メールアドレスを登録されている場合
e-taxなどの手続きを行っているとお知らせのメールは届きますが、届くメールに決まりがありホームページでひな形が公開されています。
ちなみに納付完了の場合は下記のメールです。
参照先:https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_oshirase_mail.htm
万が一滞納した場合の流れ
突然メールが届くと不安になると思います。知っていることで冷静な対応ができます。
詐欺メールが届いたら確認できるリンク集まとめ
・不審なショートメッセージやメールにご注意ください(令和4年8月26日更新)
・e-Tax の利用にあたり、メールアドレスを登録されている場合
・フィッシング対策協議会のウェブサイトはこちら(外部サイトへ)
もし今回のようなメールがあった場合にはひと呼吸おき、被害に遭わないために冷静な対応を心がけましょう。詐欺メールなどはどこか違和感を感じると思います。払う前に最寄りの税務署などにも確認し、確認でき次第対応でも遅くありません。
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